オールキャストの皆さま
もう、研修のプレゼンも、課題の資料作成も、恐くない。
お疲れ様です、社長補佐の田村です。
先日、マイクロソフト社が話しかけて指示するだけで自動で資料作成や分析をしてくれるExcelやPowerPointの対話型AI「Copilot」を発表し、世界中が震撼しました。
資料作成に必要な素材を集めておけば、あとはPowerPointのAIに話しかけて指示するだけでスマートなプレゼン資料を自動で作成してくれるとのこと。
これが事実だとしたら、近い将来、研修の課題も一瞬で終わってしまう時代がやってきます。
技術の進歩は本当に恐ろしいものです…!!
さて、それでは本日の心に残る言葉に参りましょう。

「いっぺん言おうと思ってたんだ!!
道具にばかり頼っていると、自分の力ではなーんにもできないダメ人間になるぞ!!」
ファンの間では有名な、皆さんご存じドラえもんの名台詞です。
のび太くんが練習もせずに簡単にスキーができる道具を出してくれとドラえもんにお願いしたときのシーンですね。
クリスタルでは今、「神速」というテーマを掲げ、とにかく何事も迅速に処理することが求められています。
それと同時に、クリスタルでは「自ら考え、自ら判断し、自ら行動する人材」も求められているかと思います。
冒頭でお話した対話型AIのようなシステムをどんどん導入すれば、資料作成や数値分析、会社の経営方針などは全てAIが一瞬で処理してくれるため、究極の神速を実行することができます。
ですが、神速を求めすぎるが故に全ての業務をAIに頼り切ってしまうと、私たちは考えたり判断する必要はなくなり、AIという道具に全部任せてしまえば楽ができるので、ドラえもんの言う通り自分で判断することができないダメ人間が増える可能性があります。
人間は何も考えず、AIが判断するために必要なデータをシステムに入力する作業をするだけでいいからです。
役員会議も、戦略策定会議も、F1会議もCH会議も必要ありません。
AIにありったけのデータを入力し、AIが導き出した答えに従うだけでよくなります。
逆にAIという道具に頼ろうとせず、自ら考え、自ら判断するという方針を優先した場合、人間の自主性やクリスタルが本来求める会社の在り方、人の温かみは残るので、キャスト同士のコミュニケーションが活性化し会社の雰囲気は良くなっていく可能性があります。
ですが、AIに比べたら資料作成や分析、方針決定のスピードは遅くなるため、AIを導入している他社に比べ遅れをとることになり、究極の神速を得ることはできません。
まずグループLINEを作り、会議の日程を調整し、参加できる人を決め、会議で何回か話し合い、そしてやっと結論が出ます。
このどちらが正しいのかは、僕にもわかりません。
ですが、世界中がAIの開発に躍起になっており、一般に普及するのも時間の問題であると言われている現在、私たちはどうあるべきなのか本格的に考える必要が出てきているのだと感じています。
最後に、今話題の対話型AI「ChatGPT」にとある質問をしてみました。
質問内容は、
「日本において、結婚式の減少を食い止めるにはどうしたらいいでしょうか?」
です。
果たしてAIはこの問いに対して何と答えたのでしょうか?
約1分の動画にまとめましたので、気になる方は動画を覗いてみてください↓
長文失礼致しました!!
社長補佐
田村 浩輔

