田村 浩輔さん

場所によって時間の流れが変わるとしたら、あなたはどこに行きたい?

お疲れ様です、社長補佐の田村です。

不思議に思われる方もいるかもしれませんが、時間の流れというのはどこでも一定ではなく、場所によって違います。
アインシュタインの一般相対性理論が有名ですが、重力の影響が強い場所では、一般的な場所よりも時間の流れが遅くなります。

これは現代科学の実証実験でも証明されている事実で、重力の影響が弱い東京スカイツリーの天望回廊(高さ450m)よりも、重力の影響が強い渋谷駅地下5階の東横線のホーム(地下30m)の方がほんのわずかですが時間の流れが遅いんです。
「時間の流れが遅い」ということは「それだけ若さを維持できる」ということになります。
なので、「私は0.1秒でもいいから若さを保っていたい!!」という方は、できるだけ重力の影響が強い場所にいると普通の人よりもちょびっとだけ若い姿を維持できますので、ぜひお試しあれ。

 

さて、それでは早速本日の心に残る言葉に参りましょう。

「全ての現象には必ず理由がある」

こちらは初放送が2007年で今年久々に映画も公開された人気ドラマ「ガリレオ」で、福山雅治が演じる物理学者の湯川先生が口癖にされている台詞です。

どんなにありえなさそうな怪奇現象が起きても、どんなに実現不可能だと思われる難事件が起きても、湯川先生は上記の信念をもとに冷静に問題の解決に取り組みます。
それも個人の先入観や思い込み、希望的観測で無理やり結論を出そうとせず、科学的根拠に基づいて論理的に分析し、客観的に見て誰もが納得できる正解を導き出します。

私たちの仕事でも同じです。
「なぜPDや調理は残業が多いのか」
「なぜレスポンスが遅くなるのか」
「なぜ新規のキャンセルが多い人と全くない人がいるのか」
これらの現象には全て理由があり、1つ1つ分析して謎を解明していくことで、客観的で精度が高い結論と対策を導くことができます。

ただ、上記の現象が起こる理由をちゃんと調べようとすると時間もかかりますし、頭も使います。
すると、
「やる気がないからだ」
「仕事の効率が悪いからだ」
「めんどくさくて楽をしようとしているからだ」
という形で、個人の先入観による思い込みやブラック企業にありがちな精神論で結論を出そうとしがちです。
それでは、人は正しい方向に進むことはできません。

現象には必ず理由があります。
事実に基づいて判断をすることによって物事は正しく導かれる確率が上がります。
感情に左右されることなく、どうしてこのような現象が起こるのかを常に考えながらお仕事するのを目指していきましょう。

社長補佐室
田村浩輔