オールキャストの皆様
お疲れ様です。
本日の「心に残る言葉」は
青山PD奥山よりお届けいたします。
客席の中から1人、誰でもいいから自分の音を届けたい人を見つけなさい。
誰か一人に届けよう、届けたいと思うだけで、音は聴き違えるほど変わる。
これは大学時代に所属していたオーケストラサークルで、恩師からいただいた言葉です。
卒業と同時にオーケストラは辞めてしまいましたが、
この言葉は今もプランナーという仕事に置き換え、大切にしています。
大学3年生のとき、ドイツの9都市を巡る演奏旅行をさせていただきました。
長旅の疲れや慣れない環境の中で臨んだ1公演目は、正直思い出したくないほど散々な出来でした。
息をつく間もなく迎えた2公演目、焦る私たちにリハーサルで恩師がかけてくださったのが、冒頭の言葉です。
その言葉を受けて臨んだ舞台は、私たち自身の手ごたえもお客様の反応も、すべてが大きく変わっていました。
演奏する理由や想いが明確になったことで、音の密度も一体感も、届けたいという熱量も全く違うものになりました。
ただお客様と会話をするのか。
それとも、「大切な人の大切な一日のために」と思いながらお話しするのか。
「届けたい」という気持ちで音楽が変わったように、
結婚式においてもお客様との向き合い方でその一日が大きく変わる、ということを心に留めて、
日々の仕事に向き合っていきたいと思います。
次回は永谷さんです!お楽しみに💐
青山PD
奥山結衣

