木田 健太郎さん

夏のポカリのCM好きです。

青いリンゴのまま走れ」――。

私の大好きな世界的に有名な建築家の安藤忠雄さんの信念のひとつです。
今なお現役で御年82歳です☺
60代と70代で2度がんを患い、膵臓(すいぞう)などの「五臓」がありません。大病後に手がけたのが、子どものための図書館づくり。私費を投じ、自治体に寄付し、日本各地や海外でも現在建設を進めています。

――写真にある大阪の子ども図書館には、2メートル超の青リンゴのオブジェがあります。

これは「永遠の青春」と名付けられています。

そこに米国の詩人サミュエル・ウルマン(1840~1924)の「青春」という詩があります。

「青春」
青春とは人生の或(あ)る期間を言うのではなく心の様相(ようそう)を言うのだ。
 
優れた創造力、逞(たくま)しき意志、炎(あ)ゆる情熱、

怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心(もうゆうしん)、安易を振り捨てる冒険心、

こう言う様相を青春と言うのだ。
 
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
 
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
 
苦悶や、狐疑(こぎ)、不安、恐怖、失望、

こう言うものこそ恰(あたか)も長年月(ちょうねんげつ)の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(あくた)に帰(き)せしめてしまう。
 
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
 
曰(いわ)く「驚異への愛慕心(あいぼしん)」空にひらめく星晨(せいしん)、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎(きんぎょう)、事に處(しょ)する剛毅(ごうき)な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
 
 人は信念と共に若く  疑惑と共に老ゆる
 
 人は自信と共に若く  恐怖と共に老ゆる
 
 希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる
 
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
 
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。

理想を失うときに初めて老いがくる。70歳であろうと、16歳であろうと、その胸の内に抱いているものが何であるのか、ということですね。
本当の幸せとは、光の下にいることではない。
光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走る。無我夢中の時間の中にこそ人生の充実がある。

この青リンゴを見ると、自分の心のありようを見つめられます。
りんごが美味しい季節ですね♬
今日も一日頑張ります!

本日の心に残る言葉は
御堂筋調理、木田より送り致しました(^O^)/