村川 幸代さん

日曜日の心に残る言葉は
生花部よりお届けします。

皆さま、夜分失礼いたします。
本日は村川より配信いたします。

この1月は、年の初めから予期せぬ自然災害が起こり、私たちが当たり前のように生活できることがどれほどありがたいことか痛感する年明けとなりました。水がない生活を想像するだけで大変ですよね…。

今回ご紹介させていただく言葉は、

「生きているだけで丸儲け」です。
やはり有名なのは明石家さんまさんの名言というか、いつもサインにも書かれる言葉ですよね。よくお寺の掲示板でも見かけたりします。
この1月も掲示している所を見かけました。

私たち人間はこの世に生まれたのならば、いつかはこの世を去ります。これは誰しもに平等に与えられたことですが、新型コロナウイルスの感染拡大や自然災害などで、仕事や生活は大きく変わり、当たり前のように生活できていたことにも幸せな事だったんだと感じられる機会をもらっているようにも感じます。
この言葉をあらためて調べてみて、さんまさんの過去の出来事を知り腑に落ちました。
さんまさんは3歳のときに母親を亡くし、弟が19歳歳で火事で亡くなるなど大切な家族を失った経験や、ご本人も過去には日本航空123便に乗って大阪に向かう予定だった所たまたま仕事の都合でキャンセルし1便繰り上げて日航機墜落事故を免れた経験などがあります。人一倍「死」を意識して生きてきたさんまさんだからこその言葉だと思います。
当たり前の日常が、実はとても貴重なものであることになかなか気付けません。
ある日突然、失われてしまうかもしれません。
だからこそ、今を生きていることに感謝し、生きているだけで幸せだと思えるように、日々を過ごしていくことが大切だと思います。
遅い時間に失礼いたしましたm(_ _)m来週は古沢さんです!お楽しみに♪

大阪生花部  村川 幸代