井上 聡さん

皆様
おはようございます。
木曜日は調理サービスから発信させて頂きます。

暑い日が続き毎日なぜか体力が奪われてしまう今日この頃。
食べることへの意欲は失わないでいただきたいと思います。
近年披露宴でお客様の中にアレルギーや好き嫌いの方が増えて、その幅もかなり広がったと感じます。
アレルギーに関しては絶対提供ミスはしてはいけないものですが好き嫌いに関してこの食材の何が嫌いなのかがわからない時があります。
克服して頂きたいなと思う事も多々感じます。

本日の心に残る言葉は
創業80年以上の老舗 目黒祐天寺にある鮨屋
紋寿司 店主さんの言葉です。今は3代目の金子雄介さんが握っています。

「まずいネタなど存在しない。まずい寿司屋があるだけだ」

私もそう思います。
食材が初めから不味いものではない。料理が美味しく無いわけがない。
それは調理法が間違っているだけ、食べ方を間違っているだけだと思います。
世には今色々な形でレシピが公表されていて作り方なんてすぐに勉強できます。
肉じゃがで例えますが一度挑戦して不味いものが出来たからといって肉じゃがという料理がまずいわけではありません。
使った食材がまずいわけでもありません。
それはレシピが悪いだけです。
美味しいものだからこそ料理名として知られているのです。
ですので色々なレシピで挑戦して美味食べれるこれだ!!っていうレシピを見つけてください。
個々で味覚は違い美味しく感じるものには差はありますが、
その味覚の中心を通っていて認知されている素晴らしい料理なのが肉じゃがであり他の料理たちです。

嫌いな物もきっと食べ方によっては美味しく食べる方法はあります。
知らないだけだと私は思います。

表現の仕方によって見え方や感じ方が変わる、
全員が美味しいという料理は存在しないと陳健一さんがおっしゃってましたが大前提同じ調理法での話だと思います。
別の調理法でその料理をつくれば美味しく食べれる方法はあると思います。

色々な角度で挑戦してその食材の魅力に気付いてあげて下さい。

関西では鱧がお店に並んでいます。
まあほんとの旬は晩秋ですけど、、、。
暑い夏を色々な料理で乗り切っていきましょう。

本日もよろしくお願いいたします。

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株式会社クリスタルインターナショナル

井上 聡