日曜日の心に残る言葉は
生花部よりお届けします。
師匠「ドキドキする感覚を失わない限り、いい仕事ができていると感じる」
弟子の「もっと勉強しなければ」
今年1月、フランスで開かれたパティシエ界最高峰の
世界大会で優勝された髙橋萌さん。
日本チームの優勝は16年ぶり!!
女性パティシエのいるチーム勝利は史上初だそうです。
師匠の德永純司さんは同じ大会で
2015年準優勝されたパティシエさん。
情熱大陸に出演されたりドラマのスイーツ監修をされたりと
個人店をオープンされた初日は
開店時間前に300人が並び、
1日で500人も訪れた世界的にも有名な方です。
そんな師匠の有名店「equilibrエキリーブル」で
ス―シェフとして働いている弟子の髙橋萌さん。
ここ6年コンクールだけに向き合い
大会までの日々はお店で働きながら造形教室に通い
躍動感ある作品を作り出す方法を学ばれたり、
フランス人の発想力を学ぶために現地修行をされていたりと
目まぐるしい日々を過ごされていました。
大会は早朝6時から10時間かけて全てを作り上げ競い合うため、
本番と同じシュミレーションを重ね、何度も試作を重ね
大会準備のために徹夜も惜しまず挑む姿や
師匠からの「ダサい」「食べづらい」など厳しい意見の中
上手くいかない苦悩と葛藤の日々と向き合い、
自信を失うほど苦戦されながらも
前に前にと一生懸命頑張る姿は
素敵さしかありませんでした。
優勝を目標に過ごされてきて、
いざ優勝が叶った直後に感じたことは
「もっと勉強しなければ」
優勝は終わりではなくて、始まりとのことでした。
私もドキドキする感覚を大切に
周りを幸せをできる仕事となるよう、
同じように自分も幸せを感じながら
学びを追い求めた日々を過ごしたいと思いました。
大会の優勝作品は2月末までお店で購入できるそうです。
数量限定で並ばないと買えないまぼろしのスイーツ。
ぜひ味わってみたいものです。
柴

