青木 純子さん

オールキャストの皆様
おはようございます。
本日の心に残る言葉は本社からお送りします。
『子どもはみんな問題児』

中川李枝子さんの言葉です。

中川さんは「ぐりとぐら」の絵本の作者です。
皆様、一度はご覧になったことがあることでしょう。

「ぼくらの なまえは ぐりとぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら」

このテンポの良い冒頭。
そして、最後には、カステラのいい香りが漂ってきます。

中川さんは17年間保育士をしてこられ、その経験をもとに
「子どもはみんな問題児」という本を出版されました。

タイトルからの想像通りの内容です。
マニュアル通りの育児ではなく、子供を見つめ、愛して、全力で向き合う。

これは、子育てだけの事ではありません。
先輩は、後輩を見つめ、愛して、全力で向き合う!
先輩は完璧じゃなくてもいい。
後輩と共に一緒に悩み、考え、ともにお客様と向き合う。
それだけで、大丈夫!

って思える本です。
後輩育成にお悩みの方はぜひ。

お☆ま☆け
中川さんが保育園に着任されたときの園長先生からのミッションは
「とにかく、お掃除なんかはなにもしなくていいから
子供たちが全員出席するようにしてください」と。
勤務されていた保育園は駒沢公園の広大な敷地の隅っこにたっていて、
子どもたちは、つまらなくなれば、原っぱに行ってしまえる環境でした。
中川さんは原っぱにない面白いことをしなくっちゃと、
岩波の子供の本を一揃い読んだそうです。
その中で人気だったのが「ちびくろさんぼ」
そう。バターになっちゃうお話です。
子どもたちのあまりの熱狂ぶりに、園長先生は保育園の子供たちに
ホットケーキを焼いてごちそうもしたそうで。
ちびくろさんぼのように169枚も食べることはできなくて、
みんなちょこっとだったのに子どもたちは大喜び、
そんな姿を見て中川さん、「なにがトラのバターよ!」って
ホットケーキよりもおいしいカステラを子供たちにいっぱい食べさせたかったのと。

ぐりとぐらの誕生エピソードです。
もうあなたも、ホットケーキかぐりとぐらのカステラ食べたくなりましたね。
ぜひ作ってみてください↓↓↓
↓ぐりとぐらのカステラ


↓ホットケーキはホケミを使わないレシピを選んでみました!
https://cookpad.com/jp/recipes/19672588-%E3%81%A1%E3%81%B3%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AD

中川李枝子さんのご冥福をお祈り致します。
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いつもおまけの方が長い
経理チーム 青木純子よりお送りいたしました。