オールキャストの皆さまへ
経営戦略室より【心に残る言葉】をお送りします。
「話せばみんな、わかる」
サンリオピューロランドの人づくりの本を読んだときに出会った言葉です。
話せばわかる。
いい言葉ですね。
話せば分かるのは、【そもそも、話せるかどうか問題が深刻】
という話ですね。
話とは、お互いの協力が必要である
会話に限らず常にそう思いますが。
話というのは【双方の協力があってはじめて成立します】
多くの人が「話というのは自分が相手に伝えるものである」と誤解しております。
逆です。
会話というのは相手の話を受け入れるつもりがあるかどうかです。
これがないと、まったくもって会話でも何でもなく、単なる自己主張を繰り返すマシンになったり、そもそも話の完全無視が可能です。
「相手の話を一切受け入れず、自分の主張のみをひたすら繰り返して、相手が受け入れなければ許さない」
これは会話ですかね?
自己の一方的な主張の受け入れを要求し、相手の話は最初から無視し全却下することしか考えていない。
相手の話に応じる気がないので、会話として成立してません。
実際には
AはBに伝える思いやり => 言葉 <= BがAを理解しようと努力
Aが理解しようと努力 => 言葉 <= BはAに伝える思いやり
という、お互いの努力や思いやりによって成立する
という、双方向によるものです。
・読み違いと書き違い、思い違いは誰にでもいつでも発生する
・たとえ相手に非があっても追い込まない、自分も変に謝りすぎない
まだまだですが、精進します。
経営戦略室
礒田康宏

