オールキャスト各位
お疲れ様です。
本日はアーティストプロデュース部大徳より「心に残る言葉」をお贈りさせていただきます。
私が大阪で担当させていただいた40代ご新郎様と20代ご新婦様の年の差カップル。
「誰もやったことの無い斬新な再入場演出がしたいんですっ!!」と、
人とは違うことを求めていらっしゃるそんなお二人がいました。
特にご新郎様、40代ですが、まるで子供がはしゃぐようにいつも沢山お話をされていたのを覚えています。
そんなお二人へ数多く再入場のお提案をさせていただきました。
・花火を打ち上げるような演出
・会場のプールを海に見立てて海中から出てくるような演出
・バルーンの中から登場する演出
・スタッフに紛れていつの間にか会場にいる演出
・強盗が入ってきて、新婦様を守るために新郎様が登場するヒーロー演出
・甲冑を着て登場する演出
・炎の中から出てくるような演出…など、
テーマにこだわらず、思いつくままにできるできないは考えずに、その他多数のご提案をさせていただきました。
しかし、「ん~、なんか今一つインパクトに欠けるというか、色々提案してくれてありがたいんですが…、他に無いですかね~?」
想像を絶するお二人の斬新なご希望、そんなお二人に対して途方に暮れておりました。
最後に、ダメもとで「よくある演出かもしれませんが…」と、ブーケ伝説の話をした時のご新郎様の一言、
「それめっちゃええ!!えぇ演出もろたっ!!!」(良い演出もらった)
ヒットしました。
自分にとっては当たり前でも、相手にとっては特別。
それはこちらが決めることではない、受け取る側が決めること。
お客様へご説明する上で“固定観念”は必要ない。心から思いました。
今ではハグ婚というご提案があるからこそ、
お二人らしさみつけて差し上げ、そこに意味づけをして、それをゲストへ伝え、それが伝わるウェディング。
それを提案できております。
当たり前だと決めつけず、先ずはお二人らしさを一緒に見つけて差し上げましょう!!
次週は尾前さんです!
お楽しみに!
大徳

