オールキャストの皆様
お疲れ様です。
サービス部の若松です。(最近は店長です)
私の心に残る言葉はこれです。
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まことのことばはうしなはれ、
雲はちぎれてそらをとぶ
ああかがやきの四月の底を
はぎしり燃えてゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
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皆さん、ご存じ宮沢賢治「春と修羅」の一節ですね。
小学生の頃に衝撃を受けたのを覚えています。
[雨ニモマケズ]と混じってしまう人もいますが情景が違いますのでご注意を。
超簡単に言うと・・・ 自然や人間の命の尊さ、そして悲しくも厳しい現実との対峙を描いた詩集です。
「おれはひとりの修羅なのだ」これも超有名な一節ではありますが、当時の若松少年に強く響いて
翌日から何故か約5㎞のランニングを始めていました。
そもそもはこの「修羅」という言葉は、詩の中では心の葛藤や苦悩を表しているものなのですが
当時の若松少年はとても純粋だったため、「孤高の人」に俺はなる!みたいな感じで捉えていたのでしょう。
言葉のニュアンスって都度説明があれば良いのですが、言いっぱなしで終わると伝わったかどうか怪しいものです。
またその前後の文脈も良く理解する必要もありますよね。
日本人だけど、日本語って難しい。
若松 健太

