佐藤 侑実さん

最近読んだ本からご紹介します。

『基本的には人は、悪いところに目がいくようにできているのです。
人間は危険なものを敏感に察知することで生き延びてきたのですから、
悪いところが見えてしまうのも無理からぬこと。
そして一つの嫌なところが見えたらその全部が嫌になり、ほかのいいところは見えなくなってしまうのもまた人間のサガなのです。
だから私は物事の悪いところが見えたら、バランスをとるよう大急ぎでいいところを探すようにもしています。
(中略)
逆に素敵な人だと思ってもちらりと心の毒が見えるような瞬間もある。
それは失望ではなく人間臭さや魅力にもなるのです。
温かい目で見て、すべて嫌いにならない方が自分が幸せではありませんか。』

これはリフレーミングですよね。
私は本当に大好きで大好きで、結婚を決めたわけですが、
どんなに愛して結婚した相手でも「え・・・・?!」って思うことはあるんですよ。不思議ですね。
でもそれってお互い様なわけで、

これは夫婦じゃなくてどんな場面に置いてもかならずありますよね。
旅行、コンサート、恋人関係、友達関係、会社・上司・・・
「え・・」と思うこともあれば、その何倍も良いところがある。

バリ旅行、2班の大阪チームは帰りの成田発飛行機の遅延が少し大変でした。
西村さんに「バリ、どうだった?」と聞かれた瞬間、
私も思わず、この悪い出来事が先に一瞬頭をよぎりましたが、
その何倍も楽しい時間がバリであったので、先にそれを伝えました。
どんな「人」「物事」にもいい面も悪い面もある。

ただ人間は悪いことが目に付きやすい。
だから良い事に目を向けることに意識する。
それを知っているだけでもあなたの人生は何倍も幸せになると私は信じています。

佐藤 侑実