オールキャストの皆さま
劇場版「鬼滅の刃 無限城編」、そろそろ2回目を見に行こうかなと思っております。
お疲れ様です、マーケティング部の田村です。
敢えてすぐに何度も見に行かずににちょっと時間を置くことで、あの素晴らしい映像をまるで初見のように見ることができるであろうという作戦でございます。
興行収入もとんでもないことになっており、またまた映画の歴史を塗り替えそうな勢いになってるので、歴史の立会人としてこのビッグウェーブになんとしても乗っておきたい…!!
現時点で興行収入は371億円を突破し歴代2位!! 日本の頂点まで残り36億円です。
さて、それでは本日の宴の時間を始めましょう。
「完璧より情熱。緻密より誠実。」
とある映像プロデューサーの信条です。
なんでもかんでも数字で物事を測ってしまう日本ですが、そんな中で「”数値”では測れない”熱”を視聴者に届けること」の大切さを説いている言葉になります。
現在公開されている鬼滅の刃の映画は、本来であれば今年の夏に公開することはできなかったんです。
この映画で登場する「無限城」は膨大な量の3DCG技術を使っており、このプロジェクトが立ち上がった当時、無限城のシーンだけで映像編集(詳しくいうならレンダリング)が3年半もかかってしまうことが判明しました。
他にもやらなきゃいけないことがたくさんあるのに、無限城の3DCG編集だけで3年半です。
「これだと映画の公開日に間に合わない!!」
ということで、公開日になんとか間に合わせるために、高価なPCを予算の許す限り追加で購入し、サーバールームまで改造し、さらに追加の人員補充も行うという徹底した業務効率化を行なったそうです。
皆さんもご存知の通り、映画は公開してみないと結果が分からない”ギャンブルビジネス”みたいなところがあります。
いくら鬼滅の刃というキラーコンテンツとはいえ、今回は全然ヒットしないかもしれない。
そうなると巨額の設備投資が水の泡になってしまうという大きなリスクを伴います。
それでもこの決断に至ったのは、映画を見てくれる人たちに「最高のものを届けたい」という熱い情熱と覚悟があったからこそ。
もの作りに携わる1人の人間として、映像制作にかけるこの姿勢と情熱を忘れることなく日々精進していきたいと改めて感じました。
願わずにはいられません。上映期間中に、できるだけ多くの人にこの映画を観てほしいと。
マーケティング部
田村 浩輔

