お疲れ様です。
本日の心に残る言葉は藤沢ホテル営業部よりお送りいたします。
井口常務からいただいたお言葉になります。
『人生どっちの道に進んだって、あっちの道にすれば良かったのかな、って思うもの。
どんな選択をしたって少なからず隣の芝生は青く見えるものよ。』
私が過去の人生の選択について、後悔しいるとお話しした時にこの言葉を頂きました。
この言葉を人生の先輩である井口さんからお話しいただいたことに、意味があり深みと説得力がありました。
先日、久しぶりに実家に帰省し、もうすぐ100歳の誕生日を迎える祖父に1年ぶりに会うことができました。
久しぶりに会った祖父は以前より歩く速度は遅くなり耳も遠くなっていました。
祖父と沢山話をして、昔、姉と私と3人で旅行にいったことが本当に楽しかったと言っていました。
祖父とは良く旅行に行っていたのですが、しばらく私の都合がつかず旅行に行くことができていませんでした。
やっと日取りが決まって旅行の約束をした矢先、コロナ禍により叶わなくなりました。
久しぶりに会った祖父はもう気軽に出かけられなくなっていました。
「あぁなんであの時もっと沢山色んな所に行けるうちに行かなかったのだろう」
と過去の自分を恨み、過去の自分の選択にものすごく後悔しました。
そして井口さんのこの言葉を思い出しました。
今、また色々なことに後悔している自分がいて、この言葉を改めて思い出し、「後悔している暇なんてないのだな」と思い出しました。
人生は選択の連続で必ず後悔はするもの、けれどその後悔の大きさを小さくすることが大切だと学びました。
自分は祖父に今まで何をしてあげられたのだろうと悔やむことに時間を割くのではなく、
過去の後悔から学び、これから何をしてあげることが出来るのかという考えにかえていきます。
後悔先に立たず、この後悔も必ず過去になってしまうから、今できることを精一杯やろうと決めました。
そして祖父と『また必ず旅行に行こう!』と約束しました。
今年の目標の1つです。
みなさまの1年がどうか実りある1年でありますようにお祈りしております。
そして、時間は有限であること、何気ない日々にも終わりが来ること、そばにいる人との限りある時間を大切に過ごしてください。
ご拝読ありがとうございました。
藤沢ホテル営業部
野田 真也

