2026年本屋大賞ノミネート
「PRIZE―プライズ―」村山由佳(著)よりご紹介します。
主人公は本を出せばベストセラー、映像化作品多数、本屋大賞にも輝いた
売れっ子作家・天羽カイン。
それなのに、どうしても直木賞が獲れない。文壇から正当に評価されない。私の、何が駄目なの?
賞(prize)という栄誉を獰猛に追い求める天羽カインが
どうしても直木賞が欲しいと奔走するストーリーです。
その中で天羽カインのすべてが凝縮された一言。
「認められたいのよ。いけない?」
彼女を突き動かすのは、強烈な自己承認欲求です。
実績も知名度も十分。それでも満たされない心。
権威ある賞を手にして、初めて自分を肯定したい!
すべての想いが凝縮されたこの言葉をさらっと投げる天羽カイン。
人として誰しもが思っている「選ばれたい」「特別でありたい」という心の奥に抱えている感情を
隠すことなくストレートに表現する気持ちよさ。
そしてこの作者を支える編集者の存在。編集者もまた「自己承認欲求」を抱えている。
この人間関係が本当に面白い作品です!
さて、私たちもまもなく年度末表彰式です。
仲間のこの1年の努力が「賞(prize)」という栄誉に代わります。
絶対にとってやる!天羽カインほど気持ちよくストレートに私たちも、
自己承認欲求を求めたっていいじゃないですか!
天羽カインのように素直に求め、素直に怒り、
素直に苦しみ、欲しいものを手に入れましょう!
2026年本屋大賞は
明後日9日(木)14時に発表です!これ以外の作品もどれも面白く、
私はこれ以外には「ありか」と「エピクロスの処方箋」がおすすめです!
今どこの本屋さんでも一番手前に並んでますから、
気になるものから手にとってみてください。
佐藤 侑実

