日曜日の心に残る言葉は
生花部よりお届けします。
皆さま、おはようございます!
本日は村川より配信いたします。
ハワイからの帰りの機内で観た映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』
こども向け映画と侮るなかれ、大人が観ても刺さるものがあります。
新型コロナウイルスの影響により、公開延期となっていて2022年の3月に公開となりました。1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品です。
強大な軍事力を背景とする独裁者と対峙する若き少年大統領パピ、そんな彼に手を差し伸べるドラえもんたちの姿勢、言葉は、ウクライナとロシアの国際情勢と重なるものがあり、とても考えさせられます。
これはグッとくる!と思うみんなの活躍シーンがいくつかあったのですが、その中でしずかちゃんとスネ夫のやりとりが印象的だったのでお届けします。
「やれるだけのことを、やるしかないんだわ!」 しずかちゃん


みんながパピのために戦うことを決意する中で、みんなのように決意できないスネ夫。
スネ夫の気持ちにも共感できます。
もし宇宙小戦争のような状況になった時に、逃げずに戦える人はどれくらいいるのでしょうか?
怖いし、兵隊でもヒーローでもない。自分の問題じゃない。
スネ夫は普通の小学生です。
しかし、しずかちゃんを放っておけないと怖くても逃げずに戦うスネ夫にも、グッときます。すごく成長をみせたスネ夫だと思います。

今回の心に残る言葉は「怖くても自分のやるべきことをやる。そして、自分に嘘をつかない」というもの。
こんな時代、大変な状況だからこそ刺さる映画だと思いました。
怖くても逃げだしたくても、大切な友達を守るために戦うことを選ぶスネ夫には共感しかありませんでした。
自分に嘘はつきたくないと言ったパピの演説シーンもかっこいいんです。
悪党の独裁者への戴冠式で述べる、少年大統領パピの言葉に、独裁による制圧で怖がっていた民衆も立ち上がります。
仲間との友情を感じたことで説く”相手を思いやる気持ち”を、普遍的なメッセージとして誰にでもわかりやすく伝えています。
大人になっても、やっぱり好きなドラえもん!アニメ映画ですが、どの世代にもおすすめです♪
大阪生花部 村川 幸代

